お知らせ

♪♪ おはなのかぜ♪♪ 6月号

平成30年6月1日

 ♪♪ おはなのかぜ♪♪  6月号

 私は時々、ベイスターズ観戦をして元気をもらっています。にわかファンなのですが、選手の人となりがわかってくると感情移入してしまい応援に力が入ります。ピンチに立たされた投手の球選びや勝負が掛かった場面で代打に起用された新人バッターの心持ちはどんなものなのか・・・スタジアム中の観客が一球を追って息をのむ瞬間の選手たち。オリンピックを観ていても感じますが、この張りつめた空気感の中で実力を発揮する。肉体の強さ以上に心の強さをどう鍛えているのか。私達にメンタルの専門家は付きませんが、ある程度の心の強さは社会で生きていく中で必要です。
 幼児教育の中でも大切に考えられているのが、「非認知能力」です。「認知能力」は勉強で学べる知識、学力。「非認知能力」とは点数化できない心の力のようなもの。失敗を「いい勉強になった」と前向きに捉えたり、やりたくないこと、苦手な事にどうしたらおもしろく出来るかなど、情動を自分の中でコントロールする力。大人になって社会に出た時により必要になるのが「非認知能力」だと注目されている現代ですからその視点でも保育園保育所指針も教育要領も見直されています。
 では、子どもの非認知能力を上げるには・・・白梅大学の学長汐見先生の言葉を借りますと①こどものありのままを受け止める②思いっ切り遊ばせる、とあります。まさに共感するところです。
 ネガティブな感情をポジティブに変えられるのは「自分は愛されている存在だ。何かあったら絶対に助けてもらえる」という自分に対しての信頼感があってこそ。それには無条件に親から愛されることが必要です。人と比べず個性と良いところ、ありのままを受け止め認めていきましょう。苦手な事を印象づける言動はマイナスになります。
 また、子どもは遊びの中で「どうすればおもしろく遊べるか、上手くなるには?」と考え工夫することを学びます。それが将来困難にぶちあたった時にでも「工夫すればなんとかなる」というあきらめない、前向きな力につながります。
ハイハイの子どもが自分の足で立ち1歩前に足を出すと「上手上手!」と手をたたいて大人は喜びます。その親の表情を見て、またやろうとチャレンジし、同じ場面で自分で手をたたいて笑顔を見せ出来たことをアピールしていく肯定感の芽生え。このような関係性で小学校時代まで愛情を注いでいくと非認知能力も高まっていくでしょう。
そんな大切な時期をお預かりする保育園ですから、遊びの中で成功と失敗を繰り返し、友達と喧嘩をしながら仲直りをする経験を繰り返していけるよう私達職員も関わっていきたいと考えています。
 熱烈な阪神ファンもカープ女子もいるオハナの事務所で野球談議をしながら、いつか、オハナから野球選手が生まれる日を夢みているのです。

                  園長  小林 千恵

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